「この封筒って何円切手を貼れば出せますか?」
「重さが分からないので量ってもらえますか?」
コンビニは郵便局ではありませんが、このような郵便関連の質問を受けることがあります。
郵便関連の知識は教わる機会も少ないため、いざ質問されると戸惑ってしまうこともあると思います。
この記事では、コンビニで働くうえで覚えておきたい郵便関連の基本知識をまとめました。
切手の料金や取り扱い時の注意点、郵便料金の見分け方、レターパックやスマートレターの違い、郵便物対応の注意点などを解説します。
この記事を読めば、郵便関連の問い合わせにも落ち着いて対応できるようになりますよ!
封筒・はがきの切手料金

封筒の料金は、サイズや重さによって細かく設定されていますが、覚えておきたいのは「一般的な封筒」と「大きめの封筒」の「50g以内」の料金です。
一般的な封筒は「定形郵便物」、大きめの封筒は「定形外郵便物(規格内)」と呼ばれます。
- 定形郵便物:110円(50g以内)
- 定形外郵便物(規格内):140円 (50g以内)
※50gを超えると料金が上がりますが、最安料金の140円を覚えておけばOKです。
はがきの料金は次の2種類のみです。
- 通常はがき:85円
- 往復はがき:170円
詳しい料金表はこちら → 日本郵便のウェブサイト参照
50gの目安
50gの目安としては、A4用紙約11枚分です。
ただし、実際には封筒の重さも加わるため、あくまで目安として案内しましょう。
一般的な封筒の長形3号では、A4用紙約10枚で50g程です。
一般的な手紙や数枚程度の書類であれば50g以内に収まることが多いため、お客さんへの参考案内として覚えておくと便利です。
切手を取り扱う時の注意点
切手の切り分けは、破れないよう慎重に扱いましょう。
手が濡れていると切り分けにくくなるため注意が必要です。
また、切手がはがれないようにセロテープなどを貼ることはできません。
消印が押せなくなるためです。
そのため、セロテープの貸し出しはお断りしましょう。
定形郵便物と定形外郵便物のサイズ
切手の料金は郵便物のサイズや厚みによって変わるため、「その郵便物がどの区分に該当するか」主要なサイズを把握しておきましょう。
定形郵便物と定形外郵便物(規格内)のサイズはそれぞれ以下の通りです。
| 定形郵便物 | 定形外郵便物(規格内) | |
|---|---|---|
| 長辺 | 14~23.5cm | 34cm以内 |
| 短辺 | 9~12cm | 25cm以内 |
| 厚さ | 1cm以内 | 3cm以内 |
※定形郵便物として送れる最小サイズは14cm×9cmです。
14cm×9cm未満の場合は、お客さん側で定形サイズ以上の封筒に入れ直してもらうなどの必要があります。
14cm×9cmは、はがきとほぼ同じ大きさです。
定形郵便物の最大サイズの見分け方
定形郵便物の最大サイズ(23.5cm×12cm)は長形3号の封筒と同じサイズです。
長形3号はA4用紙の横3つ折りよりも少し大きいサイズです。
ただし、長形3号の封筒を使っていても、厚さが1cmを超えると定形外郵便物になります。

定形外郵便物(規格内)の最大サイズの見分け方
定形外郵便物(規格内)最大サイズ(34cm×25cm)は角形2号(33.2cm×24cm)とほぼ同じサイズです。
角形2号はA4用紙よりも少し大きいサイズです。
ただし、角形2号の封筒を使っていても、厚さが3cmを超えると定形外郵便物(規格外)になります。

レターパックとスマートレター
コンビニでは、レターパックやスマートレターを販売しているため、お客さんからそれぞれの違いを聞かれることがあります。
ここでは、各サービスの特徴や違いをまとめました。

使い分けの案内例
「厚みがある、または大事な書類だから手渡しで届けてほしい」 ⇒ レターパックプラス
「A4サイズで、追跡をつけてポストに届けてほしい」 ⇒ レターパックライト
「小さくて薄い書類や本を安く送りたい」⇒ スマートレター
やってはいけないこと

コンビニでは郵便法上、郵便物の料金判定や引受業務を行うことはできません。
店舗のはかりやメジャーを使用した計量・計測や、ポストに入らない郵便物の預かりは行わず、必要に応じて郵便局を案内しましょう。
郵便物の計量・計測
切手を販売する時は、店舗のはかりやメジャーを使用して郵便物の料金を案内してはいけません。
店舗で計量・計測した結果、実際の料金と差異が生じた場合、トラブルやクレームにつながるおそれがあります。
「すみません、取り扱いのルールで郵便物の重さやサイズは測れないんです」といった形で案内しましょう。
また、はかりやメジャーの貸し出しも避けましょう。
店舗の備品を使用した結果として受け取られ、料金相違などに関するクレームの原因となる可能性があります。
郵便物の引き受け
店舗内に設置されているポストは、街中のポストと比べて投入口が小さめです。
そのため、レターパックプラスなど厚みのある郵便物は投函できないことがあります。
その場合は、街中のポストや郵便局の窓口を案内しましょう。
また、ポストに入らない郵便物を店舗で預かることはできません。
誤って引き受けないよう注意しましょう。
まとめ
郵便のルールは細かいですが、コンビニでよく問い合わせを受ける内容はある程度決まっています。
切手料金の目安や定形・定形外郵便物の見分け方、レターパックやスマートレターの特徴を押さえておけば、お客さんへの案内もスムーズになるでしょう。
また、コンビニで対応できることとできないことを理解し、必要に応じて郵便局を案内することも大切です。