【コンビニバイト必見】タバコ販売のための銘柄の覚え方をわかりやすく解説!

タバコの銘柄は種類が多く、コンビニで初めて働く人にとって「大変そう」「覚えられない」と感じると思います。
ですが、棚にあるすべての銘柄を覚える必要はなく、押さえるべきポイントがわかっていれば、問題なくタバコ販売はこなせるようになります。

この記事では、初心者でもスムーズに対応できるよう、ポイントと販売時の注意点をわかりやすく解説します。

タバコ販売に自信を持ちたい方はぜひ参考にしてください!

主要な銘柄を覚える

紙巻タバコ8銘柄をピックアップしました。

左上から、セブンスター メビウス キャメル アメリカンスピリット

左下から、マールボロ ラッキーストライク ケント クール

銘柄ごとに様々なパッケージがありますが、今回はオーソドックスなものを選んでいます。

まず初めにこの8銘柄を覚えましょう。

略称を覚える

タバコの銘柄を略して注文される場合があります。メジャーな略称は押さえておきましょう。

正式名称 略称
セブンスター セッタ
アメリカンスピリット アメスピ
マールボロ マルボロ
ラッキーストライク ラキスト
  • メビウスは2013年まで「マイルドセブン」という名称で販売していたので、「マイセン」と略して注文されることがあります。
  • マールボロは略称が多いです。

左から、マールボロ マールボロ ゴールド マールボロ メンソール マールボロ メンソール ライト マールボロ アイスブラスト メガ マールボロ ブラックメンソール

左から、赤マル 金マル マルメン マルメラ アイブラ ブラメン

  • その他人気の3銘柄

左から、メビウス プレミアムメンソール オプション パープル ウィンストン キャスター ホワイト ウィンストン キャビン レッド

左から、オプション キャスター キャビン

サイズの種類

サイズは以下の3種類です。

  • ショート
  • キング
  • ロング

左から、ショート キング ロング

キングサイズが一般的なレギュラーサイズで、キングサイズよりも短いとショート、長いとロングに分類されると捉えておきましょう。
ロングは100’sとも呼びます。

パッケージの種類

パッケージは以下の3種類です。

  • ソフト:柔らかい素材のパッケージで、上部の真ん中に封をしてあります。
  • ボックス:硬い箱のパッケージで、フタがスライド式です。
  • スリム:ボックスよりも薄いです。

左から、ソフト ボックス スリム

同じ銘柄に3種類のパッケージがある場合、ソフトパッケージがオリジナルです。

販売時の注意点として、同じ銘柄のロングサイズとスリムパッケージはパッケージがよく似ているため、お客さんがよく間違えます。
スリムパッケージを注文されたら、「スリムでよろしいですか?」と確認した方が良いでしょう。

タールの数値を確認する

タバコのタール値は「mg(ミリグラム)」で表記されています。
お客さんは「メビウスの3ミリください」といったように、銘柄名+タール数値で注文することが多いです。
そのため、値札やパッケージに書かれたタール数をしっかり確認して販売しましょう。

基本的に、銘柄ごとの「オリジナル」は最もタールが高い商品です。
「セブンスターください」と言われた場合、通常はセブンスター(ソフト/14 mg)を指します。

また、タバコ棚はブランドごとに整理されています。
銘柄が分からない時は、そのブランドの棚を中心に探すと見つけやすいです。
さらに、同じシリーズの中では左からタールの高い順に並べられているので、探す際の目安にしてください。

加熱式タバコは主に4種類

  • 「アイコス イルマ アイ」シリーズ
  • 「グロー」シリーズ
  • 「プルーム」シリーズ 
  • 「ウィズ」シリーズ

左から、アイコス イルマ アイ プレミアム グロー ハイパー プロ プルームX アドバンスド ウィズ2

各シリーズのカートリッジ

左から、テリア メンソール ラッキーストライク ダーク ハイパー用 メビウス スムース レギュラー プルームエックス用 メビウス ゴールド パープル ミント ウィズ用

販売時の注意点

銘柄が分からない場合

銘柄で注文されても分からなければ、番号で言ってもらいましょう。

この時、「申し訳ございませんが、番号でお願いできますか?」とクッション言葉を前に入れることで、相手の不快感を和らげることができます。

ベテランのコンビニ店員でも、タバコの銘柄をすべて記憶している人はほとんどいません。

マイナーな銘柄ほど、銘柄で注文しても店員に通じないとお客さんは理解しているため、番号で注文すると思うので安心してください。

ただし、メジャーな銘柄や常連のお客さんによく注文を受ける銘柄は、早めに覚えておくと良いでしょう。

お客さんに銘柄確認

タバコの返品・返金は本当に多いです。

番号の聞き間違いやお客さんの見間違いなど、原因はさまざまです。

販売時にはタバコを差し出して、 「〇〇(銘柄)でお間違いないですか?」 「〇ミリでよろしいですか?」 など、一言確認を加えましょう。

常連のお客さんは例外としても、それ以外の方には、どんなに忙しくてもスキャン前に必ず確認を。

確認を怠ると、最悪トラブルに発展する恐れがあります。

他に知っておくべき用語

  • レギュラー:香料が添加されていない普通のタバコです
  • メンソール:ミント系の香料が添加された清涼感のあるタバコです。フィルター部分にカプセルが付いているものもあり、カプセルを潰すとメンソールが強くなったり味わいが変化します。緑色のパッケージのものが多いです。
  • シガリロ:紙ではなくタバコの葉で巻いた茶色のタバコです。
  • カートン:1カートンで10箱入りの包装箱です。1カートンくださいと言われたら、包装箱にあるバーコードをスキャンして、バラさず包装箱のまま販売しましょう。

まとめ

タバコの銘柄は非常に多く、最初からすべてを覚えるのは大変です。
しかし、まずは主要な銘柄やサイズ、パッケージの違いを押さえることから始めれば大丈夫です。
補充作業などを通して、少しずつ自然と覚えられるようになります。

また、商品を渡す際は、お客さんに「こちらでよろしいですか?」と確認を取ることも忘れないようにしましょう。
間違いを防ぐ上でとても大切なポイントです。

この記事のポイントを参考にしながら、焦らず少しずつ習得していきましょう!