タバコは種類が多く、コンビニで初めて働く人にとって「わからない」「覚えられない」と感じると思います。
ですが、棚にあるすべてのタバコを覚える必要はなく、押さえるべきポイントがわかっていれば、問題なくタバコ販売はこなせるようになります。
この記事では、高校生などの初心者でも安心して対応できるように、販売時のポイントや注意点をわかりやすく解説します。
タバコ販売に自信を持ちたい方はぜひ参考にしてください!
紙巻タバコのパッケージとサイズの種類
パッケージは主に2種類
- ソフト:柔らかい素材のパッケージで、上部の中央がシールで留められています。
- ボックス:箱のパッケージで、フタがスライド式です。

左から、ソフト ボックス
サイズは主に2種類
- キング(KS):キングサイズが一般的なレギュラーサイズです。
- ロング(100’s):タバコの長さが約100mm前後なので「100’s」とも呼びます。

左から、キング ロング
フレーバーの種類
レギュラーとメンソール
- レギュラー:香料が添加されていない普通のタバコです。
- メンソール:ハッカの香料が添加されたタバコで、緑色のパッケージが多いです。
紙巻タバコ

左から、レギュラー メンソール
加熱式タバコ

左から、レギュラー メンソール
カプセル入りメンソール
メンソールにはフィルター部分にカプセルが付いているものもあり、カプセルを潰すとフレーバーを変えることができます。
パッケージにカプセルのイラストが描かれています。
紙巻タバコ

加熱式タバコ

タールの数値を確認する
タバコのタール値は「mg(ミリグラム)」で表記されています。
タールの数値が「1 → 3 → 6 → 8 → 10」と高くなるにつれて、タール量がより多く重い銘柄となります。
紙巻タバコの場合、お客さんは「○○(銘柄)の1ミリください」といったように、銘柄+タール数値で注文するので、値札やパッケージに書かれたタール数をしっかり確認して販売しましょう。
基本的に、銘柄ごとの「オリジナル」は最もタールが高い商品です。
「セブンスターください」と言われた場合、通常はセブンスター(14 mg)を指します。
同じ銘柄だと、左から「タールの高い順」に並べられているので、探すときの目安にしてください。

タールの表記
オリジナルよりも一段階タールが低い銘柄は「ライト」と表記されているものが多いです。
ライトよりもさらにタールが低い銘柄は、メーカーによって「スーパーライト」「エクストラライト」「ウルトラライト」などと表記されています。

左から、オリジナル ライト スーパーライト エクストラライト
バラとカートン
単品のタバコのことを「バラ」、10箱入りの包装になったものを「カートン」と呼びます。
※ホープは20箱入りで1カートンです。
1カートンください、と言われたら、包装にあるバーコードをスキャンして、バラさずにそのまま販売します。

左から、ホープ(カートン) テリア・メンソール(カートン)
補充時の注意点
補充の時にカートンの包装ビニールを雑に外すと、タバコのビニールまで一緒に取れてしまうことがあります。スリムタイプの銘柄は、ビニールが取れやすいので気をつけましょう。
また、タバコには賞味期限があるため、古い商品から販売できるよう、後ろから補充しましょう。
タバコメーカー3社の主要銘柄
日本たばこ産業(JT)
紙巻タバコ
メビウス(MEVIUS)シリーズ

メビウス Eシリーズ(メビウスの低価格版)

キャメル(CAMEL)シリーズ

セブンスター(Seven Stars)シリーズ

加熱式タバコ
- 本体:プルーム オーラ(ploom aura)
- ソフト:メビウス(MEVIUS)、キャメル(CAMEL)、エボ(evo)

- 本体:ウィズ2(with2)
- ソフト:メビウス(MEVIUS)

フィリップモリス(PM)
紙巻タバコ
マールボロ(Marlboro)シリーズ

ラーク(LARK)シリーズ

フィリップモリス(PHILIP MORRIS)シリーズ

加熱式タバコ
- 本体:アイコス イルマ アイ(IQOS ILUMA i)、アイコス イルマ ワン(IQOS ILUMA i ONE)
- ソフト:テリア(TEREA)、センティア(SENTIA)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)
紙巻タバコ
ラッキーストライク(LUCKY STRIKE)シリーズ

ケント(KENT)シリーズ

クール(KOOL)シリーズ

加熱式タバコ
- 本体:グロー ハイパー プロ(glo HYPER Pro)
- ソフト:ラッキーストライク(LUCKY STRIKE)、ケント(KENT)、ネオ(neo)

- 本体:グロー ヒーロー プラス(glo HILO plus)、グロー ヒーロー(glo HILO)
- ソフト:ヴァルト(virto)

タバコ棚のポジショニングを把握する
タバコ棚は大枠としてタバコメーカー3社ごとに整理されています。
例えば「セブンスターの○○ください」と注文された場合は、JT社紙巻タバコゾーンのセブンスターを陳列している場所を中心に探すと良いでしょう。
タバコ棚の例

販売時の注意点
銘柄がわからない場合
銘柄でタバコを注文されても、わからない時は、
「申し訳ございません、番号でお願いできますか?」と、番号で言ってもらいましょう。
マイナーな銘柄はベテランの店員でもすぐにわからないことがあります。
ほとんどのお客さんもその点を理解しており、番号で注文してくれると思うので安心してください。
ただし、メジャーな銘柄や常連のお客さんからよく注文される銘柄は、早めに覚えておくと良いでしょう。
また、銘柄を略称で注文されるケースもあります。
タバコ銘柄の略称については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
→ タバコ銘柄の略称の詳細はこちら
銘柄を覚えるコツ
銘柄を効率よく覚えたい場合は、販売時に「銘柄名を確認する習慣」をつけると良いでしょう。
番号で注文されたときも、ただ指定された番号の商品を取りに行くのではなく、「これは○○という名前なんだ」と覚えていく意識が大切です。
受け渡しの際に「○○ですね」と銘柄を口にすると、さらに良いでしょう。
また、番号が付いていない状態で陳列されているタバコは、銘柄で注文されることが多いので把握しておきましょう。
タバコの相互確認
タバコの返品・返金は本当に多いです。
番号の聞き間違いやお客さんの見間違いなど、原因はさまざまです。
販売時にはタバコを差し出して、「〇〇(銘柄)でお間違いないですか?」「〇ミリでよろしいですか?」 など、一言確認を加えて相互確認しましょう。
常連のお客さんは例外としても、それ以外の方にはスキャン前に必ず確認を。
確認を怠ると、最悪トラブルに発展する恐れがあります。
タバコ販売ミスを防ぐポイントについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
→ タバコ販売ミスを防ぐポイントの詳細はこちら
まとめ
タバコ販売は、実はとてもシンプルです。
よく出る主要な銘柄を押さえられれば、それだけで十分。
銘柄がわからなければ番号で聞き、渡す前に一言確認する。
この2つを守れば、タバコ販売は問題ありません。
あとは、この記事のポイントを参考にしながら、焦らず少しずつ習得していきましょう!